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2013年12月

小晦日

20131230

年末年始の買い物に上野はアメ横に出かけるようになったのはどういうわけなのだろうか。とにかく毎年ものすごい人出で普通に歩くこともままならず、これでは普段からアメ横の様子を良く知っていて、どこの店に何が置いてあるか知らなければとても買い物にはなるまい。ボクはと言えば特に買いたいモノがあるわけでなく、ただぶらぶらと面白いものがあれば写真を撮ろうというつもりで、思い切ってこの人の群れの中に入ってみた。もっとも混雑する一角の出入り口には警察官が4、5人並んでいる。ベビーカーを押している人がいれば子どもを抱くようにと指導をし、大荷物を抱えた旅行者には中に入ったら動けなくなると警告していた。店のすぐ前はまったく動かなくなってしまうので、道の真ん中あたりをカメラを高く掲げながら撮り歩いた。立ち止まることは難しく手振れ写真を量産したが、中にはまあまあ良く撮れているものもあった。明日朝早くから出かけるため、ブログの更新は今日が年内最後。みなさん、よい年末年始をお過ごし下さい。

松飾る

20131229

今日は新宿で使わなくなった幾つかのカメラやレンズを処分して、その足で昨日も訪ねた東京駅へ。年末の都内はどこもかしこも賑やかで、昨日は閑散としていた東京ミチテラスでは入場しようとする人たちの長い列が出来ていた。イルミネーションに彩られた丸の内仲通りを歩き、途中で銀座が近いことに気がついて、有楽町から晴海通りに入ってそのまま4丁目の交差点に向かった。通りに面したショーウィンドウには、クリスマスからお正月に切り替わり、来年の干支であるウマをモチーフにしたオブジェが並んでいる。建物の入口には門松が置かれ、街はどこかしらおめでたい雰囲気に浮かれていた。

仕事納め

20131228

今年最後の仕事を終えて、帰りがけにバイク屋に立ち寄り、車検に出していたDUCATIを引き取って来た。自宅に戻って簡単に食事を済ませ、昨日届いたレンズの試し撮りにE-M1と組み合わせで、百花園、荒川河川敷とあちこち歩き回った。新しく機材に加わった12-40mmの使い勝手は上々。撮影していてとても楽しいレンズで、おそらく今後もっとも頻繁に使われる機材になるだろう。夜はカメラをD800Eに持ち替え、東京丸の内のイルミネーション・東京ミチテラスに出かけて来た。こちらは写真を撮る位置も含めた人の流れが細かく規制されていて、見ている分にはキレイだったけれど、構図を工夫する余地はなく、当たり前のつまらない絵にしかならないので、撮影という観点からはかなりがっかりした。ライトアップされた素の東京駅舎の方が、被写体としてずっと存在感がある。

12-40mm F2.8

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帰宅するとしばらく前に注文したレンズが届いていた。オリンパスの12-40mm F2.8である。実はE-M1のレンズキットとしてこのレンズを入手しようと思っていたが、極端な品不足のためにやむなくボディのみを購入して、手持ちの12-35mm F2.8というパナソニックのレンズで撮影を続けて来た。しかし、一度売り払ったオリンパスのマイクロフォーサーズ一式を買い戻してしまうほど、オリンパスのカメラやレンズが気に入っているボクとしては、どうしてもパナソニックの12-35mmではなく、オリンパスのこのレンズを使いたかった。それでついついネットでポチッとしてしまったわけだが、ポチった二日後に「お届けは2月半ばになる」との連絡メールが来て、年末年始の休みには間に合わないととても残念に思っていた。ところが、結果的には予定よりずいぶん早く届けられた。実は昨晩12-35と12-40の比較レビューを読み直し、画質にそれほど大きな差はないということをあらためて確認して、「やっぱり無駄遣いになるよな」と注文をキャンセルしようと本気で考えていたから、良いタイミングだったのか悪いタイミングだったのか…。早速開封して机上の小物を撮影してみた。まだ使い勝手や画質について何かを言えるほど使ってはいないが、ウワサ通り、確かにマクロレンズ並みに寄って写すことが出来る。近接撮影時の合焦面のシャープさやボケの雰囲気も好みである。24mm広角マクロから80mm中望遠マクロまでを一本の標準ズームレンズで撮れると考えれば、この一本でカバー出来る領域はとても大きく、実に使い勝手が良さそうだ。早くフィールドに持ち出し試し撮りをしてみたい。

年逝く

20131227

仕事納めまであとわずか。今日は忙しいことを覚悟で職場に向かったが、ふたを開けてみると予約キャンセルが相次いで、午後からはずいぶん暇になった。その時間を使って、職場で今後の展開について非公式に話す機会があり、ちらりと聞いた管理部の発言にがっかりするところもあって、半年ほど前までは本腰を入れてやってみようという意気込みが、残念ながらこれまで以上に冷めてしまった。あちらこちらで働いてみて、どこの職場も問題を抱えて四苦八苦しながらやっているのだと言うことは、今更ながらとても良く分かった。頑張っても変らないわけではないし、そんなにネガティブになることもないが、プロジェクトを引っ張り頑張った挙句に解決困難なごたごたに巻き込まれ、心身ともにクタクタになって倒れてしまうことだけはもう勘弁して欲しいので、身体を壊さない程度にほどほどに、やはりやりたいと思う仕事をやるのが良いのだろう。得られる満足は小さなものかも知れないが、今のボクにはそれで十分だ。

小鷺

20131225

クリスマスとはいっさい関係なく野鳥の写真を続けるわけだが、今日は水元公園で撮影したコサギの写真を。コサギは水中に片足を突っ込んでかき回し、エサとなる小魚などが飛び出してくるところを補食するという印象的な行動を取る。写真のコサギは池のそばの水たまりでその行動を熱心に繰り返しており、「おいおい、さすがにそれは無理だろう」と突っ込みを入れたくなったが、黙ってそばの石に腰を下ろしてカメラを構えた。意外に警戒心が強く、一歩でも近づくとすぐに水たまりから離れて、池のそばのコンクリ護岸に飛去ってしまう。写真は何度か同じことを繰り返してやっと撮ったモノ。やっぱり鳥撮りはなかなか大変である。

都鳥

20131224

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クリスマスイブと言っても自分にはあまり関係はないと思っていた。今日は仕事の予定が詰まっていたので、帰宅が遅くなることを嫌ってクルマで出たのが失敗。朝から道路はひどく混雑して、帰りはいつにもまして長い渋滞に巻き込まれた。もともと腰椎はだいぶ変形してしまっているが、長時間の運転負荷で腰の痛みと足のしびれが悪化。やはりイブの人出を甘く見てはいけなかった。プールでゆっくり身体を伸ばして先ほど帰宅したところ。軽い運動がこわばった筋肉をほぐしてくれたかずいぶん楽になった。写真は数日前、桜橋上で撮った都鳥。まったくクリスマスイブとは関係のない写真だ。水元公園で超望遠レンズを用いて撮った写真を先に載せたが、こちらは85mmf1.4のポートレイトレンズで、かなり接近して撮影したもの。もちろんしっかり警戒されたが、飛び立ってしまわなかったことに感謝である。

玉林寺の石仏

20131223

やっぱり故障が多いFIAT500Cの修理を夕方からお願いしていたので、今日は近場の西日暮里から上野まで、谷根千の寺町めぐりをして過ごすことにした。天気予報では晴れだったような気がするが、なんとも冴えない天気で、強い日差しがつくる陰影が好きな自分としては、今ひとつ気持ちの乗らない撮影散歩になった。まあこの三連休は歩きづめで写真を撮っていたから、今日くらいは大人しく年賀状の準備でもしていなさいということだったのかも知れない。谷中の玉林寺はちょうど去年の今ごろ初めて訪ねたお寺で、本堂の脇から墓域に入るところに石仏が並んでいる。苔むした仏さまを写すには、むしろ今日のような冴えない光の方が良い気もする。それにしてもこの58mmは使いこなすのが難しい。たった8mmの画角の違いだが、標準50mmレンズと思って使うとボケ過ぎて、使い勝手はむしろ85mmのポートレイトレンズに近い。せっかくの大口径レンズなので、なるべく絞らず開放で使いたいのだが、ピントがとても浅くなるのでAFまかせで撮ると失敗しやすい。その分、前後がやわらかくボケて、被写体がふわりと背景から浮かび上がるような描写になるが、それがこのレンズの魅力のひとつだろう。

百合鴎

20131222

冬本番になって鳥撮影の季節ということで、今日はE-M1に75-300mmをメインに、午前中から水元公園をぶらぶら歩いて来た。カワセミの姿も見かけたが撮影のチャンスはなく、サギたちも今日はずいぶん遠くで狩りをしていて撮影するにはちょっと厳しかった。普段はあまり訪れることのない公園の南側に向かって歩く途中、わりと岸近くにカモやユリカモメが群れていて、ちょうど冷たく強い風が吹いていたこともあって、夕日に照らされ波間に揺られる様子がなかなか美しかった。オリンパスの75-300mmは、手持ちレンズの中ではどちらかと言えばシャープさに欠けるレンズだが、ピントがばっちり合った時にはなかなかの描写。暗くボケにくいので背景にはかなり気を遣うが、オリンパスからproシリーズの超望遠単焦点レンズが出るまでの間(特にこの冬のシーズン)は、鳥撮りのメインのレンズとして使ってみよう。

散紅葉

20131221

数日振りに良い天気になって、今日はD800Eを片手にカメラ散歩。このところE-M1、E-P5と小型軽量のマイクロフォーサーズ機ばかり持ち出していたから、肩に食い込むカメラバッグの重さが辛い。レンズはなるべく軽くと思い、ズームは持たずに35mmと85mmの二本だけにした。カメラやレンズが違うと撮影のリズムも変る。最初のうちはなかなか調子が出ないが、気になるものにレンズを向けて適当にシャッターを切っていると、次第にエンジンがかかりはじめる。何がきっかけになってモードが変るのかは良く分からないが、気がつくと夢中になってシャッターを切っていて、この身心の状態の変化がとても面白い。今日はたぶん桜橋上で撮影したユリカモメあたりがきっかけではなかったかと思うが、確かなことは分からないし、プロではないからまあ分からなくても良いだろう。自宅から隅田川を下って浅草、蔵前と歩いて、大江戸線で新宿まで。新宿ヨドバシで気になっていたSONYのα7Rを触ってみた。小型軽量なボディにD800Eと同様のフルサイズセンサーが載って、ちょうど肩にかけたD800Eの重さが苦になっていたところだったので、交換レンズが充実してくれば理想的なスペックだなと思ったが、シャッターを切った時の感覚がどうしても気に入らなかった。そのことを売り場にいたSONYのスタッフに話したがうまく伝わらず、何だかとても残念な感じだった。店を出て新宿御苑に向かい、咲き始めたばかりの水仙や、ちょうど落葉がすごいことになっている紅葉山の楓の林の中を、ウロウロ歩きながら写真を撮った。御苑を出る頃にはすっかり日は暮れて、たぶん今日が今年の御苑納めだろう。

霙まじり

20131220

本来の仕事はお休みだったが、午後から別の仕事を引き受けていたので、午前中のうちに近場の百花園へ。地面に落ちてしっとりぬれた楓落葉や、万両の紅い実、枯れ菊からしたたる水滴を撮りながら、ぶらぶらと過ごした。雨は降ったりやんだりで、園内散策中には日が差していた時間もあったが、午後から夕方にかけては冷たい霙まじりの雨が降った。東京都心では初雪を観測したとあとから知ったが、道理で冷たい雨だったわけだ。すっかり暗くなって、途中、遠回りをしてスカイツリーに立ち寄った。何かイベントがあるのか、普段にも増して賑やかな様子であったが、あまり撮りたいと思うような風景もなく、そのまま通り過ぎてしまった。

楓落葉

20131219

すっかり紅葉の季節は終わりと思っていたけれど、百花園ではまだ美しい楓の落葉を見ることが出来る。もちろん園内の大部分は冬枯れのさみしい風景なのだが、椿や山茶花は咲いているし、枯れかかった小菊も風情があって、さすがに梅や萩の時期のように賑やか・華やかな楽しみ方は難しいが、ボクは意外にこの季節の百花園の風景を好ましいと思う。「百花園は花のない時期に訪れるのが良い」と、そういう意味のことを永井荷風が書いていたが、この意見には大いに賛同したい。昨日からの冷たい雨が雪になって積もってくれれば、園内の風景も一変してさらに面白くなるのだが、どうやらこの雨は明日の朝方までには上がってしまいそうである。

冬の雨

20131218

仕事を終えて職場を出ると、思っていたよりずっとしっかり雨が降っていた。かなり冷たい雨ではあったが、雪になる気配はなかったので、羽子板市を訪れるかどうか少し迷い、疲れていたので帰宅することにした。最近はE-P5とレンズ二本をいつも持ち歩いているので、立ち寄る気力さえあれば、十分撮影のチャンスはあるはずだが、こればかりは致し方ない。今のところ寒さはさほどでもないが、明け方にかけての冷え込みで少しは降るのだろうか。いずれにしても、このあたりではつもる心配はなさそうなので、明日は仕事には行けそうだ。「起きてびっくり一面の雪景色」を期待したいところだけれど。

明日は初雪?

20131217

およそ2週間ぶりに泳ぎに出た。疲れがたまっているのか、それとも久し振りだからなのか、最後まで調子が出ないまま、ふだんの7〜8割くらい泳いで上がることにした。明日もまた忙しいと思うと、火曜の夜は無理はするまいと、必要以上に用心深くなってしまう。明日は昼過ぎから冷たい雨になり、みぞれまじりになるという。寒気の南下によっては平地でも雪が積もるかも知れないと聞くと、その可能性は低そうだと思いつつも、やはりワクワクする。今日から始まった羽子板市には、明日の夜、仕事を終えて訪れようと思っていたから、もし雪景色になれば珍しい風景に出会えるかも知れない。イルミネーションはなやかなスカイツリーに立ち寄るのも面白いだろう。写真は週末訪ねた百花園で撮った。園の入口にある楓は毎年色づきが遅く、ずいぶん長い期間にわたって紅葉を楽しめる。

朔風

20131216

すっきりと晴れ上がった空。クルマの中から見ている間は良かったが、クルマを降りて歩きはじめるとすぐに風の強さ冷たさに身震いをした。かろうじて残っていた紅葉もすっかり地に落ちて、裸になった枝先が青空にくっきりと伸びている。風車のまわりのメタセコイアはまだ葉を残してはいたが、池の水面はすでにびっしり落葉に覆われていた。舞い上がった砂埃に目を開けていられないほどであったが、その風に向かってファインダーをのぞき、ぶらさないようにと息を殺してシャッターを切った。

30年前の記憶

20131215

中学2年生の時に引っ越しをして、それまで一年半ほど住んだ町を離れた。電車に乗って元の中学へと通い続けたので、駅から学校までの大きなお寺の境内を通る道を、それから高校入学までの1年あまりの間、毎日のように歩いた。ふとしたきっかけで、今日はおよそ30年振りにその道を歩いてみた。駅から続く長い参道を、境内へと向かってゆっくりと登る。幾つかの店は名前を変えて、ギターの弦を買うために立ち寄ったレコード屋は、その名前は変わらず家電を扱う小さな電気屋になっていた。同級生の家が通り沿いにあったような気がするが、どうしてもその彼の名前を思い出すことが出来ない。参道のどん詰まりにある土産物屋は記憶のままで、当然のように境内の風景は当時の記憶と変わらぬ姿でそこにあった。そのまま足を伸ばしてもと住んでいた団地を訪ねてみようと思い立った。意外に迷わず歩けることに少し驚きながら、あっさりとたどり着くことができたが、その団地のどの棟に住んでいたのかも、最後まで思い出せなかった。

冬の海

20131214

今週はひどく疲れた。午前中の仕事を終えて帰宅し、そのままソファに倒れ込んで起きられずに今の時間。なんだか変なテンションが続いている。その一方で、机に向かってみても何もする気になれず、だらだらとネットサーフィン。もうすでに目を通して良く知っている情報をまた開いてみたりして…ダメダメな感じだ。気持ちを切り替えて、ひどい状態になっている机まわりの片付けでもはじめよう。

風邪二日目。

20131213

昨日の喉の痛みが今日はクシャミと鼻水にかわって、午前中一杯がとりわけひどかったので、仕事を続けるのが大変だった。午後になり体調は少しだけ良くなって、とてもバタバタ慌ただしかったけれど、何とか乗り切ることが出来てほっとした。今頃になって鼻がまたぐずぐずし始めたので、さっさと床に就いてしまおうと思いながら、こうしてブログを更新している。一昨日、昨日に引き続いて江ノ島イルミネーションの写真をアップ。まあ、このところ多忙で新たな写真を撮影する時間が作れないということなのだが…。

風邪をひく

20131212

起きた時から身体が怠く仕事場に着く頃にはひどく喉が痛んで来た。どうやら風邪をひいたらしい。体調を崩して仕事を休むと単純にその分のお給料が減る。今のところは生活苦に直結するわけではないが、やはりひどく心細く感じる。非常勤の仕事では、頑張って倒れてしまった時には誰も助けてくれない。それゆえ、もう少しやれるかなというところのだいぶ手前からブレーキをかける。考えようによっては、働き過ぎに歯止めをかけられ良いかも知れないが、やむを得ないこととは言えちょっと不全感が残る。ああいけない、そんなワーカホリックなことを口にしていないで、しっかり休んで体調を戻さねば。

江ノ島

20131211

先日の箱根旅行の最後は江ノ島に立ち寄った。コッキング苑のイルミネーションを見たいと思ってのこと。毎年あまり代り映えはしないが、それほど広くない園内は、意外に変化に富んで工夫のあるイルミネーションに彩られるので、レンズを換えて設定をいじり、あれこれ構図を工夫しながら撮るのが面白い。まあ、作品を撮ろうと肩肘をはるのではなく、どちらかと言えば「こんなのはどうだろう?」と思いつきでシャッターを切って、「あ、こりゃあダメだ」と失敗作を量産しながら、イルミネーション撮影の練習をするのに向いている。そんな不埒な気持ちで、手持ちでパシャパシャ撮り歩いたわけだが、E-M1の高感度性能や手ぶれ補正の効き具合がかなり良いことや、パナソニックの12-35mmが夜景撮影に活躍してくれることを発見して、それなりの収穫があった。これから年末にかけての羽子板市やクリスマス、大晦日や初詣などの夜の撮影に活かすことが出来るだろう。

落紅葉

20131210

帰宅できなくなるのがいやで、荒れた天気の予報に今日はクルマで仕事場に出かけた。行きは雲が多いものの穏やかな日が射していた。年末に入ったためか、日中は食事の時間もロクに取れないほど忙しかったので、外の様子を気にする間もなく過ぎた。夕刻になり仕事を終えて外に出ると、強い風が落ち葉を巻き上げ地面は黒々とぬれていたが、西方の空は晴れてうっすら紅く染まっている。どうやら激しい雨風が通り過ぎたようだが、結局、行きも帰りも雨の中を走ることはなく、何となく拍子抜けした一日だった。明治通沿いの銀杏並木は軒並み葉を散らし、その枝振りがよく見えるようになっている。あたりはすっかり冬の風景になった。なくなったマンデラさんに手を合わせる。

熱海梅園

20131209

紅葉の季節もすっかり終わり出勤の朝は吐く息が白い。先日から、出来る限りバイクで移動するよう心がけている。クルマを使うことを考えればいくらかエコだし、あやまって他人を傷つける可能性も少しは低くなるだろう。今朝も寒い中を走ったが、仕事場に着いた頃にはすっかり身体が冷えてしまい、ひどく消耗してしまった。そのためかどうにも調子が出なくて、やはりバイク通勤は無理があるかとだいぶ弱気になって帰って来たところだ。写真は日本一遅いと言われる熱海梅園の紅葉。ホントかどうかは知らないし、鎌倉の瑞泉寺の紅葉がさらに遅い気もするが、全体で見れば確かに最も遅い紅葉のひとつだろう。ここはまた、最もはやく梅が咲く場所でもある。週末に訪ねた際にも「梅の花を見なかったか?」とカメラを抱えた男性から声をかけられた。広い園内、どこかで一輪だけ咲いたのだと言うが、ボクは見つけることはできなかった。

東慶寺

20131208

箱根を出発して伊豆方面に向かうか、それとも鎌倉あたりをウロウロするか少し迷って、天気が良くなるという予報を信じて鎌倉に向かったが、今日は日没まで冴えない天気のままだった。海岸沿いの駐車場にクルマを停め、電車に乗って北鎌倉にある東慶寺に向かった。ボクの好きな楓はすっかり盛りを過ぎて、すでにたくさんの葉を落としていたが、緩やかな山肌に沿うようにしてあるこじんまりとした墓所に点在する楓の色づきは見事で、これで光が射していたらと残念でならなかった。その後、先週に引き続いて瑞泉寺を訪ねたが、驚いたことに山門の楓はまだ色づきはじめたばかりだった。今週半ばから週末にかけてが見頃だろうが、さすがに三週続けて訪れるのは難しく、今年の紅葉は今日が見納めだろう。

旅先から

20131207

暗澹たる気持ちから一夜明けて、どんな状況でもやるべきことをやるしかないと、半ばやけになりながらではあるが前向きに考えることにした。そして今日は久し振りの箱根旅行。先ほどまでグランプリファイナルの女子シングルを見て、これから温泉につかってゆっくりするつもり。浅田真央は完璧にこなせば220点越えの高得点となる難易度の高いプログラムに挑戦しているのだな。ロシアの若手はこれからの活躍が楽しみだし、先の男子シングルとあわせてソチ五輪は見所がたくさんありそう。写真はスカイツリーのクリスマスイルミネーション。撮った写真をパソコンに移すことができなかったので、旅先に持って来たパソコンの中に残っていた写真を載せることにした。今ひとつ気にいらなくて撮り直そうと思っているが、まあ、今日はこれで。

こんなプレゼントはいらない。

20131206

今ですら、街角のスナップに人の顔が小さくピンぼけで写っているだけで、良いなと思う写真でも発表をためらってしまうのに、風景写真のつもりで撮った写真に思いがけないものが写ってしまい、「知っていただろう?」と言いがかりをつけられ逮捕されるとすれば、幸いにも知らなかったことが証明されて無罪放免になったとしても、表現は間違いなく萎縮するだろう。さらに言えば、何が写っていたのかは「秘密」で分からないわけだから、知らなかったことを証明することは難しい。こうしてブログに写真を載せたり、Twitter、Facebookに写真をアップロードするのもかなりリスキーな行為になるだろう。体制に従順な「一般人」であるうちは心配ないが、政府に「理不尽だ」と反対の声を上げる活動ですら、その本質においては「テロ活動」なのだから、権力ににらまれないよう、ひたすら大人しく従順にしているしかない。にらまれた途端に、それまでは大丈夫だと思っていた活動が、一転してリスキーなものになってしまうのだから。

秘密保護法案

20131205

秘密保護法案が成立しようとしている。先の選挙で与党が大勝した時から、こうなることは予想出来たことではある。反TPPの姿勢はあっさり秘密裏の交渉の中で捨て去られ、原発は縮小・廃止の方向とうたっておきながら、結果としては、原発新設をも視野に入れてベース電源として位置づけることを規定方針とするという。やりたい放題である。秘密に関わる公務員(おそらくはその家族等を含む)の医療情報の問い合わせがあった時には、医療機関は診療情報を提供しなければならないという。仕事上見聞きして来た公務員やその家族の機微な情報について、信頼して話して下さった方には申し訳ないが、法律解釈上は、この問い合わせに答える義務が生じるらしい。医師の守秘義務との矛盾はどうにも解消しようがない。個人の「秘密」は国に筒抜けで、国の「秘密」は黒塗りのまま情報開示や歴史の検証を経ることすらなく廃棄される、そんな時代になるということだ。

海辺の散歩

20131204

スカイツリーのイルミネーションを載せようと思い、ここひと月ほどの間に撮影した写真を広げてみたが、一番良いと思った11月初めに撮った写真は、写っている人が短いスカートをはいているのでボツにした。たったひと月前の風景なのに、季節が全く変わってしまっているのだから、この移り変わりの早さには驚くばかりだ。そんなわけで今日は、いつもの仕事鞄に広角レンズを一本加えて、帰りにツリーに立ち寄って撮影を試みた。今日はグリーンの点灯で、クリスマスツリーらしくて良かったのだが、残念なことに撮った写真のどれもこれもが微妙に気に入らない。年末までにはあと何度か撮影のチャンスがあるだろうから、もう少し納得ゆく写真を求めて撮ってみようと思う。そんなわけで写真は先日の材木座海岸の風景。それにしてもワンコ連れのお散歩がよく似合う海辺だと思う。

震災の記憶

201312031

どん、と短くするどい突き上げるような揺れに身体が反応して、2年をとうに過ぎた震災の記憶がまざまざと甦った。手元にあったスマホで震源を確認し津波の情報をチェック。震源は千葉県東方沖で直下ではあるが、規模はそれほど大きなものではなかった。大丈夫そうだと判断して書きかけの書類に戻ったが、ざわざわと落ち着かない気持ちが続く。仕事を終えて駅に着くと、点検のために電車に遅れが発生しているというアナウンス。震災時に、数日間は自宅に戻れなかったことを思い出して、ますます不穏な気持ちになった。しかし、電車は十数分遅れで何事もなかったかのようにホームに入り、その後は乗り換えの駅まで滞りなく走った。いつものように車内でウトウト過ごしているうちに、ざわざわと落ち着かない身体の感覚もほぐれてしまったが、当時の不安な気持ちを思い出すのがイヤで、しばらくはクルマ通勤にしようかとまじめに考えている。

夕暮れの色

20131202

日没直後の海の色、空の色は変化に富んで見飽きることがない。アップした写真は、カメラのWBの設定はAUTOで、現像の際に少しコントラストを高めたくらいで、色合いそのものは大きくいじってはいない。変えない方が面白いと思ったからだ。今日は午後に急な予定が入って午前中で仕事を辞した。用事を済ませて帰宅し、夕方からは六義園の紅葉ライトアップに行こうと考えていたところ、ソファに横になってひと休みしているうちに寝入ってしまった。変な時間に寝てしまったからだろう、目を覚ました時にひどい頭痛で、鎮痛剤を飲んで痛みがおさまるのを待っているうちに、外出するタイミングを逃してしまった。六義園のライトアップを見逃したのは、実に残念である。

材木座海岸

20131201

都内の紅葉も一段落して、そろそろ鎌倉は二階堂にある瑞泉寺の紅葉が始まっただろうかと、午後から出かけてみた。人でごった返す駅前を抜けて段葛を歩き、鶴岡八幡宮の境内を通って二階堂に向かう。良い天気であったが、谷間にある瑞泉寺に向かう道は、真昼だというのに陰っていて風が冷たかった。拝観料を納めて境内に入ったが、肝心の楓はまだほとんど色づいてはいない。源氏山などは見頃になっていると言うから、同じ鎌倉でどうしてこんなに差が出来るのか不思議でならないが、きっと日照時間などの自然環境の違いが大きく関係しているのだろう。瑞泉寺をあとにしてそのまま南に、途中の寺々に立ち寄りながら、滑川に沿って海まで下り材木座海岸に出た。もう少し足を伸ばせば今日訪ねたいと思っていた光明寺だったが、微妙な時間になってしまったので、そのまま海辺で夕日を眺めて過ごすことにした。ゆっくりと日が沈んで、西の空に富士のシルエットが浮かび上がる頃、すっかり暗くなった海辺をひとり歩いて鎌倉駅へ。今日も良く歩いた。

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