« 望月 | トップページ | 浅草 »

吹寄せ

20131119

自宅周辺の欅や銀杏も色づき始め、朝の街には晩秋の空気が漂っている。落ちた葉が風に吹寄せられて色とりどりの模様をつくり、すぐに色あせ次第に朽ちてゆく様子は、精一杯華やかに装った街のイルミネーションの背後にひそむ淋しさや空しさといった感情を裏打ちしている。それは冬至に向かって細く小さくなってゆく生命のあかりなのだろう、春の夜には決して覚えることのない感覚だ。そんなことを考えながら、駅前ターミナルのイルミネーションを撮影していると、アンケートに答えて欲しいと声をかけられた。その人は「いかがわしいキャッチではない」と言い、確かにそんな風には見えなかったが、人と関わるのが煩わしくて足早に通り過ぎた。

« 望月 | トップページ | 浅草 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 望月 | トップページ | 浅草 »

他のアカウント

無料ブログはココログ