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2013年10月

木漏れ日

20131031

夕方になってずいぶん雲が多くなったが、日中は穏やかに晴れた。朝からあれこれ気を遣う仕事が続いて、夕方にはすっかり疲れ切ってしまっていたが、楽しみにしていたこともあって少し急いで帰宅した。オリンパスE-M1の導入で、ニコンのフルサイズは単焦点レンズ中心の運用となっているが、ちょうど50mm前後の画角が欠けていたところに、58mm f/1.4という魅力的なスペックのレンズが発売されたので、幾つかのズームを売ってしまうつもりで思い切って購入。今日、そのレンズが届くことになっていたのだ。帰宅してさっそく開封。室内で、条件はあまり良いとは言えなかったが、試し撮りではやわらかなボケがとてもステキでボク好みの描写。これからのイルミネーションの季節にぴったりのレンズだ。週末の三連休、浅草では酉の市が開かれ、夜の街を撮るチャンスもありそうなので、今からとても楽しみにしている。

秋爽

20131030

お昼休みに少し時間があったので、コンビニで買ったおにぎりとお茶をぶら下げ職場近くをぐるりと歩いた。空には薄雲がかかりすっきり秋晴れというわけにはいかなかったが、風の冷たさはともかく、歩くとしっとり汗ばむ陽気になった。ツリーの見える公園のベンチに座ってぼんやり考え事をしていると、聞き慣れない外国語。観光で訪れたのだろうか、二人の時間をとても楽しそうに過ごしていた。はっとして時計を見ると午後の仕事の始まる時間。慌ててベンチから立ち上がると、あたりには心地良い風。忙しい仕事の合間に、こんなにも穏やかな時間を持てたことが嬉しい。

秋果

20131029

昨日の澄み切った青空はどこへ行ったか、今日は一転して、どんよりと時おり冷たい雨の降る冴えない天気だった。天気同様、やはり心持ちも冴えない。出がけに通勤をクルマにするか電車で行くか少し迷い、ゆっくり本を読みたかったので電車を選んだ。特急を待つホームは冷たい風が吹き抜けてゆくので、一枚余計に着込んで正解。すっかり寒くなって、街には晩秋の空気が漂っている。仕事の方は予定より少し早く終わって、一本前の電車に乗ることができたが、途中の駅で人身事故があったとかで、帰宅するのに4時間弱かかった。どんな方が亡くなられたのだろうかと、考えても仕方のないことがぐるぐるとめぐって、ひどくイヤな気持ちになった。時間はたっぷりあったので、読み物の方はずいぶんと進んだ。写真は、先日アメ横を訪ねたおりに撮ったもの。今日は色の少ない殺伐とした風景ばかりを目にしていたので、暖かい色が欲しくなった。果物屋さんの名前が“百果園”というのも良い感じだ。明日はまた少し良い天気になりそうなので、少し近所を散策出来たらと思っている。

秋澄む

20131028

これほど気持ちの良い秋空が広がるのは久し振りだ。クルマの屋根をフルオープンにして仕事場に向かったが、昨日までのウツウツとした気持ちがさっぱりと晴れてしまったのには驚いた。十月は昔から苦手な季節で、ちょっとしたことで気持ちが沈んでしまいがち。“また今年もか…”と半ばあきらめかけていたところだったので、これは嬉しい誤算。それと同時に、これほどまでに天候の影響を受けている自分の気持ちにもびっくりした。午後からは出先での仕事だったので、途中、いつものように近場の農業公園に立ち寄った。秋桜は台風のため倒れてしまっていたが、花はそこからぐっと立ち上がっている。今夏の猛暑での狂い咲きだろうか、夏の名残の向日葵が秋空に向かって見事な花を咲かせていた。

仙石原

20131027

早起きして出かけようと床に就いたが起きられず、すでに渋滞が始まっているだろうと、計画していた奥日光周辺の散策はあきらめた。どこか別のところにと考えたが思い浮かばず、結局、気軽に行ける箱根湿生花園に向かうことにした。仙石原のススキはすでに枯れ始めているだろうし、湿生花園も花の少ない季節で見どころは少ないと思ったが、箱根ならばバイクで行ける。先月末に早朝の仙石原を訪れて以来だから、一ヶ月振りのバイク。毎日エンジンをかけていた以前ならばとても考えられないことだが、最近はどこに行くにもクルマを使ってしまう。幸いにも箱根周辺は良く晴れるという予報だから、花はなくとも走って気持ちの良い天気だろう。小田原厚木道路でいつにも増して厳重な取り締まりが行われていてひやっとしたが、つつがなく湿生花園に到着。いくらか冷たい風の中をぐるりと歩いて、ちょっと足を伸ばしてススキ野原を見に行った。あまり期待はしていなかったが、意外に良い感じで嬉しかった。今年はたぶん十月半ば頃が見頃だったのだろう。ちょうど雲間に日が隠れてしまい、顔を出すまでずいぶん待ってシャッターを切った。さすがに正面から太陽を入れる構図だとゴーストは避けられないが、逆光にキラキラ光るススキの穂を撮りたかったので仕方がない。

茶の花

20131026

雨の上がった頃を見計らって百花園へ。いつの間にか、秋明菊や杜鵑といった秋の花に加えて、冬の花である山茶花が咲き始めていた。お茶の花も見頃だろうと池の端にある茶の木に近づいてみると、大風でたくさんの花を落としてはいたが、やはりキレイに咲いていて嬉しかった。撮影の方は、久し振りのマクロレンズにずいぶん手こずってしまったが、防塵防滴のこのマクロレンズとE-M1の組み合わせは、nature分野のマクロ撮影ではもっとも扱いやすい組み合わせのひとつだと思う。35mm換算120mmという焦点距離は、少し遠くからでも小さな昆虫などを狙うことも出来るし、小型軽量と超強力な手ぶれ補正を活かし、背面モニターを見ながら草むらに手を突っ込んでの撮影も可能で、ファインダーをのぞきながら構図を決める一眼レフのマクロと比較すると、撮影の自由度がとても高い。すっきりしない天気にうつうつした気持ちもなかなか晴れないので、明日はどこか撮影のためだけに出かけたいと思っている。

マウントアダプター

20131021

さっぱりした青空が広がることを期待したが、朝から濃霧の中を出勤。昼過ぎていくらかすっきりした天気にはなったが、帰宅の頃も夕空は今ひとつで全体としてはぱっとしない一日だった。帰宅すると昨夜注文していたマウントアダプターが届いていた。ニコンのレンズをオリンパスやパナソニックのマイクロフォーサーズマウントで使うためのもの。早速、Nikkor 300mm F/4をE-M1に取り付け使ってみた。焦点距離は二倍になるので、35mm換算600mm F/4という、100万円越えの鳥撮り御用達の大砲レンズと同じスペックになる。E-M1の超強力な手ぶれ補正も使えるのは心強く、おそらく手持ちでもかなり行けるのではないか。当然AFは使えなくなるが、被写界深度はこちらの方が深くなり、EVFによるピーキングや拡大といったMFアシスト機能も使えるので、おそらく止まりモノなら十分撮れるだろう。問題は飛びモノで、こちらはやはりそれなりの投資をしなくてはならない。カワセミを狙うとすると、やはり今のままでは少々役不足だなあ。

秋雨

20131020

何もこんな雨の日に写真を撮りに出なくてもと思わなくもないが、E-M1は防塵防滴で頑丈なことが売りのひとつ。これまでのオリンパス機の使用経験からも問題はなかろうと、パナのレンズの方は少し心配だったが、カメラを持って外出することにした。銀座線の上野駅で降り地下道を通ってヨドバシカメラへ。ぐるりと店内を歩いて地上に出ると、本降りの雨に加えて強い風が吹いていた。店先で、レンズを12-35から35-100に替える。街歩きにはどちらかと言えば標準域のレンズの方が便利だが、35-100の方がレンズフードが長いので、レンズ前玉に水滴がつきにくいだろうと考えたからだ。そのままアメ横を歩きながらスナップ。秋葉原駅まで歩く間に足元がすっかりびしょ濡れになってしまったが、撮影は楽しい。撮っていてテンションの上がるカメラは良いカメラだと思うが、どうやらE-M1はボクにとってはそういうカメラのひとつのようだ。

OM-D E-M1

20131019

幾つかのカメラとレンズを手放して、オリンパスの新しいフラッグシップであるOM-D E-M1を手にした。本当は今日発売されたばかりの12-40mmとのレンズキットが欲しかったのだが、たいへんな品薄になっているらしく、来月半ばあるいはその先まで手に入らないと聞いてあきらめた。数多く所有していたフォーサーズのレンズ群は、この間のオリンパスのあまりの迷走ぶりに嫌気がさしてとうの昔に手放してしまったから、当面は手持ちのパナソニックのレンズでの運用になる。ありがたいことに、売り買いの金額がちょうどバランスしたので、今回は新たな出費はなかった。そんなわけで、久し振りのオリンパス機ということになるが、いつものように百花園に持ち出して早速使ってみた。これまででもっとも使用歴の長いメーカーだからだろうか、とても手に馴染んで使いやすい。36MフルサイズのD800Eを差し置いて、これからのメイン機として十分使えそうな手応え。やっぱりオリンパスからは離れられない運命らしい。

美笛川

20131018

北海道での最終日、宿を出て支笏湖へと向かう道すがら、美笛の滝という案内板を見つけて急ハンドルを切った(後続のクルマにはひどく迷惑をかけてしまった)。前日までの雨でぬかるんだ林道を駐車場まで行くと、そこから滝までは山道を片道0.8kmほど歩かなくてはならないということが分かった。飛行機の時間に間に合いそうになかったので、滝を訪れるのはあきらめ美笛川という支笏湖に流れ込む川のまわりでしばし過ごすことにした。川のまわりは紅葉にはまだ早く、色づいている草木のほとんどない地味な風景であったが、その穏やかな様子がかえって気に入った。

地獄谷

20131017

ボクには良くあることだが、事前の調査などは全くなく、紅葉がキレイらしいという情報だけで登別温泉に向かった。親子の青鬼の出迎えを受けて温泉街に入り、しばらく町中を走ると“地獄谷”という地名が目についた。駐車場にクルマを停めて手渡されたパンフレットを見れば、噴煙を上げる活火山と湧き出た湯が作る大沼の風景や、そこから流れ出した川の途中で天然の足湯が楽しめたりと、登別温泉はずいぶん面白そうなところだった。ぐるり温泉を巡って写真を撮ったが、とりわけ、地獄谷の中央にある間欠泉から流れ出した“三途の川”の、その周囲に広がる荒涼とした風景が印象に残った。

オロフレ峠

201310161

洞爺湖温泉から登別に向かってオロフレ峠を走る。下界はそこそこ晴れていたが、峠をのぼるに連れて雨がぱらつきはじめ、頂上近辺は霧雨になって視界がきかなくなった。素晴らしい見晴らしが期待出来るという展望台に立ち寄ろうかとも思ったが、この雨ではと思い直してそのまま通り過ぎた。途中、路肩に停めて写真を撮る人の姿を見かけ、どんな風景なのだろうと気になりボクもクルマから降りた。下を眺めてなるほどと思い、カメラを取り出しシャッターを切る。今日のオロフレ峠は台風の影響で積雪し、通行止めになってしまったという。雪景色ではいったいどんな風景になるのだろうかと、あれこれ空想を巡らせている。

三階滝公園

20131015

北海道での写真は撮影順に出そうと思っていたが、その日の気分で写真を選ぼうと思い直して、今日は三階滝の紅葉をアップ。朝からの冴えない空模様にうつうつとしているので、そんな気分を少しでも追い払いたいと思った次第。この滝は名前の通り三段になって流れ落ちているが、大きく青空を取り入れたフレーミングの方が面白いと感じて、一番下の滝を写さないカットを選んだ。支笏湖に向かう道すがら、たまたま見つけて立ち寄った公園で、思いがけずステキな風景に出会えて嬉しかった。台風が近づいて来て大荒れの天気。通勤時間帯に直撃と言うことなので、どうなることかと心配している。水曜日は歩いてあちこち移動しなくてはならないが、果たして大丈夫だろうか。

帰京

20131014

大げさなタイトルをつけてしまったが、先週後半から北海道で学会があり、この三連休はレンタカーを借りて道央を中心にあちこち走り回っていたので、つい先ほど数日振りに自宅に戻って来たばかりなのだ。東京あたりは良く晴れて、季節外れの真夏日が続いていたと聞いたが、北海道は急な土砂降りや天気雨に竜巻警報が出されるほどの強い風で、なんだかぱっとしなかった。ようやく最終日の今日の午前中は落ち着いて晴れてくれたが、午後になると雲が多くなってしまって、残念ながら写真日和とは行かなかった。こんな天気でひとつだけ嬉しかったのは、あちらこちらで大きな虹をずいぶん長時間にわたって見られたこと。学会のついで(学会がついで?)のために、機材は小振りなマイクロフォーサーズのみ。一応、標準パンケーキと広角、望遠ズームを持って行ったので、それなりの写真が撮れるはずだったのだが…。

寒露

20131008

今日は寒露。晩秋から初冬を表す言葉のようだが、気温は30度近くまで上がってほとんど真夏日になった。とは言え、出勤のためにクルマに乗り込む時には前後のウィンドウが露にくもっていたから、朝はそれなりに冷えたのだろう。キャンパストップを開けて走り出すと、空は青く眩しく晴れていて、ずいぶん高いところに秋の雲が浮かんでいた。稲の切り株から細く柔らかな芽が伸びて、刈田を渡る風にさやさやと揺られて美しかった。

五百羅漢寺

20131007

実は目黒のあたりには大円寺の他に五百羅漢寺という名の寺があり、その名の通り木彫の五百羅漢像を見ることが出来る。江戸期には深川あたりにあったお寺らしいが、いつ頃からか目黒に引っ越して来たということだ。こちらは拝観料を払って羅漢堂に入る。大円寺の石仏群もリアルな表情をしており印象的だが、こちらの羅漢さまたちも素晴らしい。現在見られるのは305体ほどだというが、それでもその“質と量”に圧倒される。残念ながら堂内は撮影禁止なので、実際に訪ねてみていただくしかない。写真は大円寺の羅漢像の一体。

大円寺五百羅漢

20131006

目黒駅の西口改札を出て行人坂を目黒川へと下る途中に大円寺はある。江戸三大火事のひとつ“行人坂火事”の火元として有名なお寺である。1772年2月のこの火事は、江戸城門から神田、浅草、さらには千住まで及び、死者1万4700人、行方不明者4600人と言われているから、大変な惨事だったと言えるだろう。寺は長らく再建を許されず、寺域には焼死者を供養するための五百羅漢の石仏のみがあった。今は山手七福神のひとつ大黒天をまつって、境内は多くの参拝者で賑わっていた。門をくぐって左手にこの石仏たちが様々な表情を浮かべてびっしり並んでいて、その姿に圧倒される。

長雨

20131005

疲れていたからか帰宅するとすぐに横になって、いつの間にか寝入ってしまっていた。降ったり止んだりで天気はあまり良いとは言えなかったが、せっかくの週末、写真を撮りに出ようと思っていただけに残念だ。そうは言ってもこの頃の体調ではあまり無理は出来ない。明日は小田代の草紅葉を目指して出かけるつもりでいたが、思わぬ用事が入って行けなくなった。天気もあまりよくないようだからと自分を慰めているが、テンションは上がらない。

秋陰

20131004

今日はクルマでと思い立って出発したのが失敗だった。高速道路に上がってすぐに事故渋滞に巻き込まれた。「7km110分以上」の表示に慌てて職場に電話を入れたが、結果的には電話を入れたあとに事故処理が終了したらしく、30分程度の遅刻で済んだ。スタッフがアポイントを上手に調整してくれたこともあり、つつがなく午前中が終了したのでほっとした。それでも運転が長時間に渡ったのですっかり疲れてしまった。昨年まではこれを毎日やっていたのだから驚いてしまう。一日降ったりやんだりの冴えない天気で、少し前の秋晴れの鎌倉散歩が懐かしい。

秋の空

20131003

気がつけば日が暮れるのがずいぶん早くなった。北からは紅葉の知らせも届き季節はどんどん秋めいてゆく。河川敷の彼岸花は咲き遅れた花がわずかに残り、セイタカアワダチソウが丈高く空に向かって花穂を伸ばし始めている。夕暮れ時の西の空は遠くまで見通せるようになり、良く晴れた日にはこのあたりでも富士の姿が楽しめるようになった。今日はこれから少し泳ぎに出かけ、しばらく前にいただいたメールや手紙への返事を書かなくてはと考えている。

献花

20131002

いつもの水曜よりは少し元気だったので、仕事のあとは自宅まで歩いて帰ることにした。距離にして5kmほどだろうか、ゆっくり歩いて一時間ほどの夜の散歩。鞄からカメラを取り出しハンドストラップを手に巻き付けて歩く。街には台風の運んで来た湿った空気がまだ残っていて、背中にじっとり汗をかいた。大きな国道をわたる交差点に、献花が絶えることのない横断歩道がある。ここにはきっと悲しい物語が蟠っているのだろう。

神無月

20131001

次から次へと台風がやって来て落ち着かない天気が続いている。もちろん気分も冴えないがそれは仕方がない。先週、風邪で休んだツケで今日の仕事はいつも以上に慌ただしかった。すっかり疲れて帰宅して、今日もまた泳ぎにいく元気は出ない。まあ、こうして愚痴ばかりを口にしても良いことは何もないので、今日はさっさと寝てしまおう。

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